株式会社円伸製作所

改修・メンテナンス

遊具点検のご案内

当社は、(社)日本公園施設業協会に認定されたSPマーク・SPLマークSPマーク・SPLマークは、遊具・一般公園施設製品の設計・製造・販売・施工・点検・修繕において、JPFA-S:2008に適合した品質と安全性に配慮した製品の証であるとともに、厳しい 認定条件を満たし続けている企業にその使用が認められます。表示認定企業であり、遊具の安全点検に数多くの実績があります。

【主な点検実績】

  • 令和5年 
    長崎県佐世保市内 南部地域の公園
  • 令和4年 
    長崎県佐世保市内 北部地域の公園
  • 令和5年 
    長崎県長崎市内 保育施設
  • 令和5年 
    佐賀県嬉野市内 全小学校
  • など  長崎県・佐賀県の自治体・幼稚園・保育園・企業社宅 多数

㈳日本公園施設業協会に認定された公園施設製品安全管理士・公園施設製品整備技士が、プロの目で確実なチェックを行います

【なぜ点検が必要なのか】

遊具の劣化や構造の欠陥によって、死亡事故などの悲惨な事故が発生し、時折ニュースとして注目を浴びることがあります。

危害の程度割合

引用:消費者庁ニュースリリース
「Vol.398 公園の遊具での事故に注意!」
約4件に1件が
中等症以上の危害

n=1,518(平成21年9月から平成27年12月末日までの登録分)

<危害程度の定義>
軽症:入院を要さない、又は治療期間2週間以内の傷病。
中等症:生命に危険はないが入院を要する、又は治療期間が3週間~1か月の傷病。
重症:生命に危険が及ぶ可能性が高い、又は治療期間が1か月以上の傷病。

このような危険性から次世代を担う子どもたちを守るために、定期的な遊具の点検が求められるようになりました。

【点検について】

当社が行う点検は、遊具の劣化やJPFA-S:2008不適合によるハザード(危険性)を早期に発見し、遊具による事故を予防するとともに、適切な維持管理業務につなげることを目的としており、幼児や児童が遊具の利用者であることから、
①安全性の確保 ②機能の保持 ③美観に配慮した形姿の維持
などに配慮し、プロとして誇りのある点検業務を行っています。

【点検の範囲】

点検の対象物は鉄棒、すべり台から大型遊具にいたるまで、様々な遊具となります。遊具の現状を調査し、劣化診断とJPFA-S:2008に基づく規準診断などを行い、報告書を作成するまでの一連の工程を行います。

【点検の一例】

  • ノギスを使用し摩耗を測定し劣化診断を行います。

  • 子どもの頭部・胴体サイズを想定した検査器具を使い、挟み込みに適合しているか診断します。

  • ブランコの吊り部材同士・支柱との間隔が適合しているか診断します。

  • すべり台の傾斜変化部に曲率半径がR=750mm以上か診断します

点検報告書

点検後は、「遊具の安全に関する規準JPFA-S:2008」に記載する「定期点検総括表」「定期点検表」に基づき、遊具の管理を行う上で役立つ報告書を写真入りで提出いたします

安全基準・安全への取組み

安全基準

当社は、(社)日本公園施設業協会(以下JPFAという)の会員であり、JPFAが定める
『遊具の安全に関する規準JPFA-S:2008』
に準じて当社の基準を定めています。
※JPFA-S:2008とは、2008年8月に国土交通省より示された「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂版)」の内容に沿って、子どもにとっての「遊びの価値」を尊重し、重大事故を予防するという観点から策定されたものです。

安全への取り組み

SPマーク表示認定企業

当社は、「SPマーク」の表示認定企業です。
「SPマーク」は遊具の、品質と安全性を保障するロゴマークです。
JPFA会員企業である当社が、「遊具の安全に関するJPFA-S:2008」に準拠して、遊具の設計、製造、販売、施工、点検、修繕を行うことが出来ることを、外部審査委員会の審査により認定されたものです。

SPマーク表示認定企業

当社は、JPFAが認定した専門技術者「公園施設製品安全管理士」「公園施設整備技士」公園施設製品安全管理士
公園施設製品安全管理士とは、「公園施設の設計・製造・施工あるいは維持管理業務の成果の安全性を判断し、それらの安全性を確保する業務を行う者」をいいます。

公園施設製品整備技士
公園施設製品整備技士とは、「公園施設の点検・調整・修繕等、整備全般に関する業務を行う者」をいいます。
を有しています。JPFAで定められた必要な実務経験や資格を有し、講習を完了し、認定試験に合格した者です。

保証と保険について

保証制度

保証の対象について

当社でご購入いただきました製品が点検などにより不具合な箇所が発見されれば、修理(保証期間内であれば無償・期間外であれば有償)を行うものとします。

保証の対象外について

保証期間中でも下記の場合は、保証範囲の対象外となり保証並びに無償でのお取り替え修理はできないものとします。
① 乱用または使用法の誤りによる故障及び損傷
② 改造された場合の故障及び損傷
③ 地震・火災など天災による故障・損傷・破壊
④ 納入・検収後の移動などによる故障・損傷
⑤ その他これに準ずる場合

保証期間

基本構造物(柱・梁など)・・・2年
消耗品・・・1年

保険制度

当社は、万が一の事故に備え、社団法人日本公園施設業協会の団体賠償責任保険に加入しています。

保険制度について

(社)日本公園施設業協会総合賠償責任保険制度製造物・完成作業リスク

保険加入会員企業が製造・販売・設置・保守点検等を行った公園施設の欠陥または瑕疵に起因し、保険期間中に他人の身体や財物に損害を与え、同企業が法律上の損害賠償責任を負担する場合に対応。PL法、民法の両方に対応。

(社)日本公園施設業協会総合賠償責任保険制度施設・業務遂行リスク

保険加入会員企業が保険期間中、公園施設等を設置している最中に他人の身体や財物に損害を与え、同企業が法律上の損害賠償責任を負担する場合に対応

保証内容

1事故あたりの補償限度額
対人3億円 対物1,000万円
保険期間中の通算補償限度額
対人3億円 対物1,000万円
免責金額
対人5万円 対物5万円